日本ハム―オリックス　オリックスに勝利し、ファンの声援に応える日本ハムのレアード（左）と石井一＝札幌ドーム【写真提供:共同通信社】

　北海道日本ハムが7対3でオリックスに快勝した。

　今季2勝4敗、防御率6.04の早大卒の有原と、今季1勝0敗、防御率2.35の明大卒の山﨑福という大卒3年目同士の投げ合いで始まった一戦。初回こそ両チーム無得点だったが、北海道日本ハムが2回裏に1死1、2塁から石井一のライト前タイムリーと市川の内野ゴロの間に挙げた1点で計2点を先制。直後の3回表にオリックスがＴ－岡田の10号3ランで逆転したが、北海道日本ハムはその裏、レアードの12号2ランで再逆転。その後、4回に西川のタイムリー、7回には大田の犠牲フライと石井一のタイムリーで加点して大きくリードを奪った。

　先発の有原は毎回安打を許しながらも要所を締めるピッチングで7回途中9安打ながら3失点と試合を作って今季3勝目をマーク。ルーキーの石井一が先制打を含む3安打2打点の活躍を見せた。

　敗れたオリックスは、山﨑福が4回7安打5失点（自責3）で降板。打線は相手と同じ計10安打を放ったが、好機で1本が出ずに4連敗。借金は今季最多の4となった。