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由規が7回2安打無失点で今季初勝利!東京ヤクルトが大勝!

巨人―ヤクルト 今季初勝利を挙げ、ファンの声援に応えるヤクルト・由規=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 5位の東京ヤクルトが、14安打と打線が爆発し、7対0で読売巨人に勝利した。

 先発は読売巨人が今季4勝1敗、防御率4.29の大竹、東京ヤクルトが同0勝1敗、防御率8.10の由規。最初に主導権を握ったのは東京ヤクルト。1回に3番・山田、4番・雄平が連続タイムリーを放ち、2点を先制した。5回には、2死1、2塁の場面で、6番・大松が左中間にフェンス直撃の2点タイムリーを放ち、点差を4点に広げる。続く6回にも、山田、雄平のタイムリーと押し出しで3点を追加し、試合を決めた。

 先発の由規は、1回に2者連続三振で勢いに乗ると、3回まで走者を出さぬパーフェクトピッチングを披露。その後も安定した投球内容で、7回2安打無失点でマウンドをリリーフ陣に託した。その後は8回ルーキ、9回ギルメットとつなぐ完封リレー。6年ぶりに読売巨人から白星を挙げた由規は、「素直にうれしいです。前回、不甲斐ない投球だったので。大胆かつ丁寧に投げることができたのでよかったです」とこの日のピッチングを振り返り、「これからも一つ一つ勝っていければと思います」と意気込みを語った。

 敗れた読売巨人は、ドラフト1位新人の吉川尚をスタメン出場するなど、昨日からスタメンを入れ替えたが、打線が散発の5安打と沈黙。先発大竹も被安打10、4失点と先発の役目を果たせなかった。