オリックス―ソフトＢ　１回、先制ソロを放った柳田（９）を迎えるソフトバンク・工藤監督＝京セラドーム【写真提供:共同通信社】

　福岡ソフトバンクが6対3でオリックスを下した。

　初回、2死走者なしから福岡ソフトバンクの柳田がセンターへ超特大の推定150メートル弾。自身14試合ぶりの5号ソロで先制すると、3回には明石の犠牲フライ、6回にも柳田、内川の連続タイムリーで3点を加え、松葉をノックアウトして試合を決めた。

　福岡ソフトバンクの先発・東浜は、立ち上がりからキレの良いボールでオリックス打線を翻弄。8回途中まで6安打8奪三振で2失点に抑えて今季4勝目。プロ入り5年目で対オリックス戦初勝利をマークした。

　ただ、この試合で目立ったのは攻守に渡ってのオリックスの勝負弱さだった。好機に打てず、ピンチで守れずの悪循環で、終盤に武田健吾のソロなどで3点を返したが時すでに遅し。「4回の無死1、3塁で1点でも入っていたら流れは変わっていたね。松葉はそれほど悪くなかった。（3点を失うきっかけとなった）6回の明石に対するフォアボールが痛かった」と福良監督。5月に入って初の連勝を狙ったが、またもや借金生活に逆戻りとなった。