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プロ野球

熊本で快勝!福岡ソフトバンクが5連勝で貯金10到達!

ソフトバンク―楽天  7回ソフトバンク2死、柳田がこの試合3安打目となる右前打を放つ=熊本【写真提供:共同通信社】


 2位・福岡ソフトバンクが3対2で首位・楽天に競り勝った!
 
 福岡ソフトバンクにとっては、昨年4月の震災以降初となる熊本での公式戦。1回裏、福岡ソフトバンクは先頭の明石がヒットを放つと、今宮がすかさず送りバント。これが東北楽天の先発・美馬の二塁送球エラーを誘い無死1、2塁。ここで柳田が3塁線を抜く2点タイムリー。なおも1死1、2塁とチャンスは三振ゲッツーで逃したが、大きな2点を奪取。東北楽天にとってはこれが今季初の初回失点となった。
 
 2回以降は、中田、美馬の両先発が好投して膠着状態が続いたが、終盤に入って再び試合が動き出す。7回裏、2死から柳田、内川、デスパイネの3連打で福岡ソフトバンクが1点を追加すると、直後の8回表には東北楽天が島内のソロ本塁打とペゲーロのタイムリーで2点を奪って1点差に追い上げる。
 
 迎えた9回表、福岡ソフトバンクは守護神サファテを投入。2死後、ヒットと四球、さらに高谷の2塁への牽制悪送球で2、3塁のピンチを背負う。しかし、最後は代打の伊志嶺を空振り三振に切って辛くも逃げ切った。

 初回に2点タイムリーを放ち、今季初の猛打賞をマークした福岡ソフトバンクの柳田は「実力というより熊本の人のおかげ。ここまで猛打賞がなかったことは気にしていない。これをきっかけにガンガン打ちたい」とニンマリ。チームは5連勝を飾って首位・東北楽天とのゲーム差を1.5に縮めた。