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17安打11得点と打線が爆発し、菊池は4勝目!埼玉西武が投打に圧倒!

オリックス―西武 6回無失点で4勝目を挙げた西武・菊池=ほっともっと神戸【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が11対0でオリックスに快勝。今カードの開幕からの連敗を5で止めた。

 打撃陣の調子が上がらないオリックスとしては、何とか先発・西の好投を期待したのだが、序盤からあっさりとライオンズ打線につかまった。初回、1番の秋山が2塁打で出塁し、2番・源田の送りバントして1死3塁となると、3番・浅村がきっちり犠牲フライを放って1点。続く3回には浅村の2点タイムリー、5回にはまたまた浅村に3ランを浴びた。

 埼玉西武はその後も攻撃の手を緩めず、終盤には源田、中村のタイムリーなど5点を奪い、最終的に計17安打を放って11得点。ほぼ無抵抗のオリックスを粉砕した。

 大量の援護点をもらった埼玉西武の先発・菊池は、立ち上がりこそ制球に苦しむ場面もあったが、 元気のないオリックス打線を抑え込み、6回を3安打無失点に抑え込んで今季4勝目を挙げた。

 それにしても深刻なのはオリックス。この日の敗戦で4連敗を喫し、ここ9試合で1勝8敗と貯金はとうとう「1」まで減ってしまった。先発投手が試合を作れず、救援陣も失点を重ね、打線は相変わらずの沈黙。3・4月の勢いはどこへ行ってしまったのだろうか。