ＤｅＮＡ―阪神　ＤｅＮＡ戦の８回、本塁打を放ちナインに迎えられる阪神・鳥谷（中央）＝横浜【写真提供:共同通信社】

　首位の阪神が4対1で横浜DeNAに快勝。雨天中止となった2位・広島とのゲーム差を2に広げた。

　序盤は井納、メッセンジャーの投げ合いが続いて両チーム無得点。しかし4回表、阪神は2死から中谷が内野安打で出塁すると、鳥谷の左中間を破るタイムリー2塁打を放って1点を先制。直後の4回裏に横浜DeNAがロペスの2塁打から宮﨑のタイムリーで同点としたが、6回表に中谷が今度はレフトへ自身2試合連続となる4号ソロで勝ち越しに成功。そして8回には福留の今季5号ソロに続いて、鳥谷が待望の今季1号ソロを放ってリードを広げた。

　投げては先発のメッセンジャーが力のあるストレートを武器に7回9安打ながら9奪三振1失点で、自身最多に並ぶ開幕5連勝をマーク。最終回を抑えたドリスが、リーグトップの14セーブ目を挙げた。

　敗れた横浜DeNAは、井納が8回9安打4失点で今季3敗目。打線は相手の9安打を上回る10安打を放ったが、チャンスを活かせず。前日に勝率5割復帰を果たしたばかりだったが、1日で借金生活逆戻りとなった。