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プロ野球

千賀好投&松田弾!福岡ソフトバンクが1点差勝利!

ソフトB―オリックス6  5回、本塁打を放ち、ナインに迎えられるソフトバンク・松田=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクが2対1でオリックスに競り勝った。
 福岡ソフトバンクの先発は4連勝中の千賀、オリックスの先発は5連勝中の金子千尋。試合は予想どおり1点を争う好ゲームとなった。福岡ソフトバンクが2回裏に内川のソロ本塁打で先制すると、オリックスはすかさず3回表に伊藤の2号ソロで同点に追いつく。次に試合が動いたのは5回裏。先頭の松田が「金子投手はやっぱりいいピッチャー。今日も8回を投げ切ったし、そういうピッチャーに勝てたことは大きいし、自信になる。一番球種が多いピッチャーなので追い込まれるほど打てる確率は下がってくる。とにかく素直にバットを出そうと思った」と左中間のホームランテラスにソロ弾を叩き込んで1点を勝ち越した。

 それぞれ被弾はあったものの千賀、金子の両先発は持ち味を発揮。千賀が力で三振の山を築けば、金子は打たせて取る投球で3点目を許さない。試合は6回以降お互いのスコアボードに「0」が刻まれ、2対1 で福岡ソフトバンクが勝利した。

 千賀は「相手が金子投手ということで点を取るのは難しいと思ったのでピッシャっといこう、と。今日はようやく納得できるピッチングができた。9回は、ボクが監督でもデニス(サファテ)でいく」と9回のマウンドをサファテに譲ったものの8回13奪三振で5勝目。13奪三振は自己最多タイで今季2度目となる。サファテは先頭打者にヒットを許したが、一打同点の場面でT-岡田を空振り三振に切り13セーブ目。一方の金子は8回完投しながらも今季初黒星で、自身の連勝は5でストップした。