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駿太サヨナラ打!オリックスが延長12回の熱戦を制す!

オリックス―日本ハム 12回、サヨナラ打を放ちナインから祝福を受けるオリックス・駿太(中央)=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックス対北海道日本ハムの今季8回戦は、延長12回の末にオリックスがサヨナラ勝ちを収めて連覇を4で止めた。

 山岡対メンドーサの先発で始まった一戦。先に点を奪ったのは北海道日本ハム。3回表に2死1、2塁から矢野の3試合連続タイムリー、さらにワイルドピッチで2点を先制した。対するオリックスも直後の3回裏に2死1、2塁からT-岡田のタイムリーで1点を返すと、続く4回には若月、西野がタイムリーを放って逆転に成功した。しかし5月負けなしの5連勝中の北海道日本ハムも粘りを見せ、6回に田中賢の2号ソロで3対3の同点に追い付いた。

 両チーム一歩も譲らない展開。両チームのブルペン陣が踏ん張って3対3のまま延長12回まで進むと、オリックスが小谷野、中島のヒットに伊藤の四球で1死満塁のチャンスを掴むと、駿太のこの日自身4本目のヒットをライトへ放ち、これがサヨナラ打となって熱戦に終止符が打たれた。

 延長11回から2イニングを無失点に抑えた赤間が今季初登板で嬉しいプロ初勝利をマーク。「疲れましたね 。ひとつ勝つことが難しいということです。今日は1、2番がよく頑張ってくれたし、下位打線も上位に繋いでくれた。赤間は初勝利?そうなの。もう勝っているのかと思っていたよ。駿太も今年は本当に成長してくれたね」とオリックス・福良監督。敗れた北海道日本ハムは、4回途中から継投策に出て計6投手が無失点で繋いだが、8番手の榎下が崩れて連勝は5でストップした。