BASEBALL GATE

プロ野球

浦野2年ぶり白星!北海道日本ハムが今季初4連勝!

オリックス―日本ハム  オリックスに勝利し、タッチを交わす中田(左から2人目)ら日本ハムナイン=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 北海道日本ハムが6対2でオリックスに勝利。今季初の4連勝を飾った。
 5月負けなしの北海道日本ハムは、プロ4年目の浦野。昨季は右肩の不調で1軍登板なしに終わった右腕が、604日ぶりに登板。2回1死1、2塁のピンチに大城をファーストゴロ、若月を空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けると、3回2死1、2塁の場面も無失点。6回無死1、2塁となって降板したが、5回0/3を6安打無失点に抑えた。

 打線はオリックスの先発・西の立ち上がりを攻略。初回、無死1、3塁のチャンスに3番・近藤の犠牲フライで先制すると、続く4番の中田翔が西の内角ストレートをレフトスタンドに運んで3点を先制。6回に西川の犠牲フライで1点を追加すると、終盤には代打・矢野、大田のタイムリーで2点を追加。計12安打で6点を奪った。

 浦野の降板は、鍵谷から石井裕、武田久、石川直、榎下と細かく繋いで逃げ切り勝ち。浦野は2015年6月10日巨人戦以来695日ぶりの白星。チームは今季初の4連勝で借金を9にまで減らした。

 敗れたオリックスは、序盤にチャンスを作ったが浦野から決定打を奪えず、苦しい展開を強いられた。西も中盤からはやや立ち直りの兆しを見せたが、6回に手痛い失点を喫して7回10安打4失点で降板。打線は好調のクリーンアップがチャンスを作ったが、6番以降が全くの沈黙。押し出しと伊藤光の一発で意地を見せるのがやっと。今季2度目の3連敗で3位に後退した。