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プロ野球

広島東洋がシーソーゲームを制して3連勝で首位キープ!

広島―中日  8回、勝ち越し二塁打を放った新井(25)を迎える安部(右端)ら広島ナイン=マツダ【写真提供:共同通信社】


 シーソーゲームを制した広島東洋が中日に8対7で勝利し、同一カード3連勝で首位の座をキープした。
 広島東洋は1点ビハインドの8回、西川のソロ本塁打で同点に追いつき、代打・新井の決勝タイムリー二塁打で逆転勝ちした。中日は三度のリードを救援陣が守れなかった。

 先制したのは中日。4回に先頭打者の四球から相手のミスも絡み、ビシエドの犠牲フライで1点。さらに四球の後にゲレーロの3ラン本塁打が飛び出し、1安打で4点を奪った。

 これで中日が優位に試合を進める、といかないのが現在の両チームの勢いの差か。その裏、広島東洋は丸のソロ本塁打で反撃の口火を上げると、西川、會澤のタイムリーと田中の犠牲フライで4点を奪って同点に追いついた。その後はシーゾゲームの展開となったが、7回に大島のタイムリーで勝ち越した中日が勝ちパターンの継投に入った。

 しかし、8回に登板した三ツ間から西川が11球粘ってライトスタンドへ同点本塁打を放つと、四球と送りバントの後、代打で登場した新井がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ってルーズベルトゲームの決着をつけた。

 同一カード3連勝の広島東洋は2位阪神との2ゲーム差をキープして首位の座を守り、逆に中日は4連敗で最下位脱出はならなかった。