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プロ野球

継投で逃げ切り勝ち!読売巨人が4カードぶりの勝ち越し!

DeNAに連勝し、お立ち台でポーズを決める巨人・小林(左)とマシソン=東京
ドーム【写真提供:共同通信社】


 3位・読売巨人が4対1で横浜DeNAに勝利。4カードぶりの勝ち越しを決めた。
 先発は今季2勝1敗、防御率3.75の大竹と、ドラフト2位ルーキーの水野。プロ初登板初先発となる水野が、読売巨人打線相手にどんな投球を見せるか注目された。

 試合が動いたのは2回。横浜DeNAの5番・ロペスが今季5号のソロホームランで1点を奪う。読売巨人はその裏、2死2、3塁で8番・小林の2点タイムリーで逆転し、3回にも、無死3塁から2番・橋本のタイムリーで点差を2点に広げた。

 読売巨人の先発大竹は、抜群のコントロールと得意のシュートで相手に追加点を与えず、6回まで9奪三振の好投。しかし7回、横浜DeNAの6番・倉本、7番・田中浩に連打を浴びたところで降板し、「7回を投げきれなかったのが歯がゆいです」と悔しさをにじませた。このピンチを救ったのはリリーフ陣。山口が好フィールディングで相手の送りバントを防ぐと、後を受けたマシソンも後続を抑え得点を与えなかった。流れを引き戻した読売巨人は、8回に4番・阿部のタイムリーでダメ押し点を加え、9回は守護神・カミネロが抑えゲームセット。お立ち台でマシソンは「カウントを有利に進めて、アウトを取れるように心がけた」と、7回の投球を振り返った。

 連敗となった横浜DeNAは、3番・梶谷、4番・筒香の主軸2人がノーヒットで打線が繋がらず。先発・水野が3失点ながらも次へ繋がる投球を見せたのがせめてもの救いだった。