BASEBALL GATE

プロ野球

鳥谷復活タイムリー&福留4安打で阪神勝利!東京ヤクルトはミス連発…

ヤクルト―阪神  8回阪神1死一、三塁、鳥谷の一ゴロが野選となり生還する三走糸井。捕手中村=神宮【写真提供:共同通信社】


 終盤に打線が繋がった阪神が、8対4で東京ヤクルトを逆転で下した。
 5回終了時点で東京ヤクルトが1対0でリード。山中、岩貞の両先発が互いに競い合いながらの投手戦が続いた。迎えた6回表、阪神は先頭の荒木がレフトへ弾き返すと、この打球を左翼手・バレンティンがファンブルして2塁へ。さらに続く上本の投手前への送りバントを山中がフィルダースチョイスを犯して無死1、3塁の絶好機を掴むと、糸井が一塁へのタイムリー内野安打で同点。なおも2死1、2塁から鳥谷が自身15試合ぶりのタイムリーとなる勝ち越し打をセンター前に運んだ。

 さらに8回にも相手の守備の乱れに乗じてチャンスを作った阪神が、代打・中谷のレフト前タイムリーなどで3点、9回には福留のこの日4本目のヒットがタイムリーとなり、さらに代打・北條、糸原と続いて3点を追加。計13安打で8点を奪った。勝ち投手は、6回5安打1失点の岩貞。4月18日に続く、自身2試合連続での2勝目を挙げた。

 敗れた東京ヤクルトは、初回に1点を先制したが、守備が乱れて逆転負け。先発の山中が6回6安打2失点(自責1)ながら今季勝ち星なしの自身3連敗となった。