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プロ野球

ウルフが7回無失点で4勝目!埼玉西武が2時間10分で連敗ストップ!

西武―ロッテ  4勝目を挙げファンとタッチを交わす西武・ウルフ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が2対1で千葉ロッテに競り勝って連敗を4で止めた。
 引き分けを挟んで4連敗中の埼玉西武は、今季3勝0敗、防御率2.25のウルフが先発。この好調助っ人右腕が140キロ台後半の“動く直球”とシュートを武器に序盤から凡打の山を築く。打線は2回に2死から秋山が右中間へ5号ソロを放つと、さらに源田、浅村の連打で1、3塁として中村のタイムリーで2点を先制した。

 ウルフは3回に大嶺に初ヒットとなる内野安打を許すも、続く吉田を併殺打に仕留めてチャンスを作らせず。4回から6回は3イニング連続で三者凡退に仕留めると、7回2死から2安打目を許したのみ。7回を69球、2安打無四球無失点の圧巻の投球で今季無傷の4勝目、増田が4セーブ目を挙げた。

 敗れた千葉ロッテは、土壇場の9回に細谷の2号ソロで1点を返したが、全体としては計3安打のみ。先発の唐川は7回10安打ながら2失点と粘ったが、援護に恵まれずに4敗目。2時間10分という試合時間で借金は再び今季最多の9となった。