ＤｅＮＡ―広島 　３回、満塁本塁打を放ち、筒香（左）、石川（右）に迎えられるＤｅＮＡ・ロペス＝横浜【写真提供:共同通信社】

　横浜DeNAが10対9で広島東洋に打ち勝った。
　1勝1敗で迎えた今カード第3戦。横浜DeNAは1回、広島東洋の先発・九里の暴投で1点を先制すると、さらにロペスのタイムリー2塁打で2点目。3回には石川のヒットと2四死球で無死満塁とすると、4番・筒香がライト前タイムリー。そして続くロペスが今季4号となる満塁本塁打を放って7対0と大きくリードした。

　横浜DeNAの先発・久保は今季初登板となったマウンドで4回まで3安打無失点。5回に3点を失って降板したが、打線が7回にエリアンが1号ソロ、8回にも石川が1号2ランを放って突き放しに成功。2番・石川が3安打2打点、4番・筒香が3安打1打点、5番・ロペスが2安打5打点と爆発し、チームトータルでは今季最多タイとなる13安打で10点を奪取。久保が勝ち投手となった。

　一方の広島東洋は、5回に菊池、鈴木のタイムリーなどで3点を返すと、6回に田中のタイムリー、8回には代打・西川の2ラン。そして9回には鈴木の2ランなど、相手を上回る計16安打を放って1点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばず。先発・九里が4回7失点と炎上したことが大きく響いた。