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プロ野球

“チーム五木”で千葉ロッテが逃げ切り勝ち!

西武―ロッテ  8回途中まで3失点で今季初勝利を挙げたロッテ・二木=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 千葉ロッテが6対3で埼玉西武に勝利。三木が貴重な2ランを放ち二木が今季初勝利を挙げた。
 埼玉西武の先発は野上。この試合の前まで防御率1.73と好調を維持していたが、この日は初回から捕まる。千葉ロッテは1番・伊志嶺、2番・荻野の連打から2死満塁として6番・福浦がタイムリー2塁打で3点を先制。3回には鈴木が今季3号となる本塁打を放って4点のリードを奪った。

 6回5安打4失点で降板した野上に対し、千葉ロッテの先発・二木は初回から無難にアウトを重ね、毎回のように走者を背負いながらも落ち着いて後続を打ち取り、7回まで4安打無失点の好投。8回にピンチを背負って降板し、結果的に3失点したが、1点差に詰め寄られた直後の9回表に三木がレフトへ今季1号となる2ランを放って引き離しに成功。最後は益田が締め、二木が今季初勝利を飾った。

 敗れた埼玉西武は、7回まで打線が繋がらず。ようやく8回に中村、メヒアのタイムリーで3点を返したが、9回に3番手の武隈が被弾して万事休す。先発の野上は対千葉ロッテ戦7連敗となった。