ＤｅＮＡ―広島 　広島に勝利し、ポーズをとる（左から）ＤｅＮＡの梶谷、ウィーランド、須田＝横浜【写真提供:共同通信社】

　横浜DeNAが9対3で広島東洋に快勝。先発のウィーランドが来日初勝利を挙げた。
　2連勝中の首位・広島東洋を本拠地に迎え撃った横浜DeNA。1回表2死1、2塁のピンチを凌いだ直後の1回裏、広島東洋の先発ルーキー・加藤に対して、1死から石川が四球で出塁すると3番・梶谷がライトへ5号2ランを放って2点を先制。4回裏には2死満塁のチャンスに9番のウィーランドが2点タイムリーを放つと、続く5回にはロペスと戸柱のタイムリーで3点を追加。8回には4番・筒香にもタイムリーが生まれるなど、先発全員の計13安打で9点を奪った。

　バットでも結果を出したウィーランドは、本職の投手としても5回0/3を9安打ながら3失点にまとめてうれしい来日初勝利。初のお立ち台では「たくさんのお客さんの中でここに立つことができてうれしいです。須田さんのおかげ」と6回に連打を浴びた後のピンチを抑えた須田に感謝の言葉を並べた。

　敗れた広島東洋は、先発の加藤が計5四球と制球に苦しんで4回途中4安打4失点で降板。打線は2回に石原のタイムリーで1点、6回には丸の本塁打の後に鈴木、松山、エルドレッド、安倍が4連打を放ったが、代わったリリーフ陣に後続を抑え込まれた。