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大瀬良が724日ぶりの先発勝利!広島東洋が首位攻防戦を制す!

広島―巨人  7回無失点で今季初勝利を挙げた広島・大瀬良=マツダ【写真提供:共同通信社】


 広島東洋が1対0で読売巨人に勝利し、首位攻防戦の勝ち越しに成功した。
 試合は今季初先発となった巨人先発の宮國も好投し、緊迫した投手戦となった。4回まで出した走者は1人だけ、という広島東洋に対して、前半戦を押し気味に進めたのは読売巨人だった。5回までに三度、先頭打者を塁に出し、4回には先頭打者の中井の2塁打から1死3塁のチャンスを作ったが、阿部、石川が倒れて得点できなかった。

 広島東洋は5回のワンチャンスを生かした。松山、エルドレッドの連打に犠飛で1死1、3塁のチャンスを作り、會澤が「最低限の仕事ができた」というレフトへの犠牲フライで均衡を破った。6回以降も広島東洋は1安打しか打てなかったが、堅守で虎の子の1点を守った。
これで広島東洋は2位・巨人との直接対決を2勝1敗で終え、4カードぶりの勝ち越しで首位の座をキープ。7回を無失点に抑えた大瀬良が、4試合目の登板で約2年ぶりの先発勝利となる今季初勝利をマークした。

 一方御売巨人は、7回に四球とエラーから1死2、3塁とし、代打の亀井の浅いレフトフライで三塁走者の重信が本塁を狙ったが、松山の好返球でアウトになり、ビデオ判定の審議も結果は変わらなかった。