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小兵右腕・小玉和樹の好救援で国学院大が競り勝つ。日本大との戦いは3回戦へ【東都大学野球】

★小玉がストレートで押し今季初勝利


国学院大vs日本大2回戦

国学院大 0000140001=6

日本大 0100013000=5

(延長10回)

【国】小又、田中、小玉—横井

【日】東、春日井、岸田—東海林(寛)

本塁打:国学院大・山崎(5回ソロ)

2日続けて延長戦となった国学院大と日本大の戦いは、小玉和樹投手(2年・佼成学園)の好救援で国学院大が競り勝った。

国学院大は今秋ドラフト候補の山崎剛内野手(4年・日章学園)の今季2号本塁打で同点に追いつくと、6回には押し出しで勝ち越しに成功する。さらに山田基樹外野手(4年・日川)と横井佑弥捕手(3年・大阪桐蔭)のタイムリーなどで、この回4点を勝ち越した。

だが7回に八田夏捕手(※指名打者で出場/3年・履正社)がライトオーバーのタイムリーを放つなどして同点に追いつかれた。

そんな嫌な流れを振り払ったのが、国学院大3番手の小玉だ。

身長168cmと小柄ながら、チーム開幕週の専修大戦では自己最速の151km/hを計測した本格派右腕が、この日もストレートで押した。9回には2四球でピンチを招くが、最後は147km/hのストレートで空振り三振を奪いサヨナラ負けを防いだ。

すると、10回に国学院大は貞光広登内野手(2年・天理)と横井佑弥捕手(3年・大阪桐蔭)の連打で1死二、三塁のチャンスを作り、最後は相手投手の暴投で勝ち越し。その裏は、小玉が先頭打者こそ安打を浴びたが後続を冷静に打ち取りゲームセット。

国学院大が日本大との対戦成績を1勝1敗とし、勝ち点の行方は20日12時からの3回戦に持ち込まれた。

◎国学院大・鳥山泰孝監督

「若い投手(田中椋と小玉)がよく投げ、(捕手の)横井もよくリードしました。打線もそれに応えたので、投打が噛み合ってきました。国学院らしい全員野球で戦えました」

◎小玉和樹投手(2年・佼成学園)

「昨日も満塁を抑えたので自信になっていました。気持ちで負けたらダメだと向かっていきました」

今季初勝利の小玉。ニックネームは特に無いというが、お笑い芸人・アンジャッシュ児嶋一哉のように「おい、コジマ!」と言われ「コダマだよ!」と返すやりとりがチーム内で恒例となっているようだ。


文・写真:高木遊