テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が4月13日、ロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板して7回を被安打5、無失点、10奪三振、与四死球2に抑えた。チームも8－3で勝利してダルビッシュは今シーズン初白星を手にしている。

ダルビッシュは初回から2アウトニ、三塁のピンチを背負う。だがアンドレルトン・シモンズを遊ゴロに抑え切り抜けると、その後もランナーは出すが後続を断って点はやらないピッチングが続く。尻上がりに調子を上げていったダルビッシュは、7回を103球で投げ終えマウンドを降りた。

「今日はスライダーのキレが良かった」とダルビッシュ。球団公式サイトもスライダーの威力を称え、『完璧な勝利』と伝えた。

エンゼルスのマイク・ソーシア監督は、「彼は力強くフィニッシュした。試合が進むごとに良くなっていった。彼の調子が良いときはミスを待つしかない」とコメントしている。

初勝利のダルビッシュにファンからは、「調子の良いダルビッシュは手がつけられないね」「このまま好調を維持してほしいね」「これが安定して続けられればサイ・ヤング賞候補」「今日は投球内容も良かった」などの声が寄せられている。