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再び代打・鵜久森で決着!東京ヤクルトが3対2で中日にサヨナラ勝ち!

代打でサヨナラ打を放ち、ナインの祝福を受けるヤクルト・鵜久森(中央)=神宮【写真提供:共同通信社】

 

東京ヤクルトが代打・鵜久森のサヨナラ打で、中日に3対2で勝利。劇的な形で連敗を6で止めた。
 2回に2点を先制された東京ヤクルトだったが、3回に1番・山田の2塁打の後に2番・山崎がタイムリー2塁打を放って1点差とすると、6回には畠山が今季2号ソロを放って同点。先発のブキャナンが8回133球を投げて7安打2失点(自責1)で秋吉にバトンを繋ぐと、その秋吉がわずか6球で3者凡退に抑えた直後の9回裏、先頭の雄平がヒットで出塁した後、犠打と内野ゴロで2死3塁。ここで代打として登場した鵜久森が、2球目の144キロのストレートを捉え「サードライナーかとちょっと怖かったんですけど、何とか抜けてくれと思いました」という打球がレフト前に落ちて三塁走者が生還。鵜久森にとっては4月2日のDeNA戦での代打サヨナラ満塁本塁打に続く劇的打となった。

 一方、敗れた中日はプロ初先発となった又吉が8回6安打2失点と好投し、打線が2回に平田の本塁打と又吉のタイムリー内野安打で2点を奪ったが、3回以降に追加点が奪えず。2番手で登板した岩瀬が今季5試合目の登板で初失点して初黒星を喫した。