BASEBALL GATE

大学野球

10得点快勝で掴んだ勝ち点1。今カード6打数5安打と大工原が大活躍!

東洋大vs中央大2回戦

中央大 021430000=10
東洋大 000102000=3
【中】伊藤、喜多川、花城―保坂
【東】片山(翔)、村上、福山、山下(雅)、上茶谷―西川、浦岡、佐藤
本塁打:中央大・保坂《3回ソロ》、吉田《4回2ラン》

1番打者起用に応えた大工原(中央大)


 1回戦は投打がかみ合い先勝した中央大。この日は序盤から試合を優位に進めた。2回、2死二、三塁から大工原壱成外野手(2年・桐光学園)が2点タイムリー二塁打を放ち先制すると、3回には保坂淳介捕手(4年・佐野日大)の今季初アーチで3点目。4回には再び大工原のタイムリー二塁打、吉田叡生内野手(3年・佐野日大)の2ランなどで加点し、5回は大工原がこの日3本目のタイムリーを放って10点目を叩き出した。
 投げては伊藤優輔投手(3年・都小山台)が6回途中7安打3失点と苦しんだが、後を受けた投手陣が危なげない投球パーフェクト救援。10安打10得点と大量リードにも恵まれて今季の勝ち点を1とした。
 一方の東洋大は投手陣が崩れ、打線も7安打を放ちくらいついたが序盤の失点が重くのしかかった。

3回にソロ本塁打を放った保坂(中央大)


◎中央大・清水達也監督
「連勝は大きいですね。今日の勝ちはすごく嬉しいです。(1番起用の大工原について)左投手もそれほど苦にしませんし、調子もよかったので使いました。自覚も出てきましたね。保坂のホームランも大きかったです」

◎中央大・大工原壱成外野手
「(3安打5打点だが)運がいいというか、ツイている感じがします。第2、第3打席目のヒットはしっかり捉えた当たりがいい所に落ちてくれましたし、その場面も下位打線が作ってくれたチャンスがうまく回ってきてくれました。チャンスで1本出ないことが先週の日大戦での課題だったので、つないでくれたランナーを返せてよかったです。
他大でも同学年選手のことは気になりますし、負けられないです」

文・写真:山田沙希子