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中村おかわり弾&浅村5安打!埼玉西武が10対5で東北楽天に勝利!

楽天―西武  9回、この試合2本目の本塁打となる3ランを放ち、ナインとタッチを交わす西武・中村=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


前日の雨天中止により今季初対戦となった同カード。埼玉西武・多和田、東北楽天・則本の両先発がともに安定感を欠く展開の中で、先手を奪ったのは東北楽天。1回裏に1番・茂木が四球で出塁すると、続く2番・ペゲーロが4号2ラン。さらに2死後に銀次、島内、岡島の3連打で1点を追加した。

 対して、埼玉西武は3回表、ヒットと四球で得たチャンスに3番・浅村のタイムリーと栗山の犠飛で2点を奪って1点差とすると、4回には木村文と浅村のタイムリーで逆転に成功。その後も攻撃の手を緩めることなく、5回に秋山のタイムリー2塁打で2点を加えると、6回、9回と4番の中村が今季1号&2号本塁打を放ってダメ押しに成功。先発の多和田は3回0/3を6安打3失点で降板したが、2番手の大石が2回1安打無失点の好投で今季1勝目。続く武隈、牧田、シュリッターも好投。打線では4番・中村の“おわかり弾”に加えて3番・浅村が5安打2打点と爆発し、計15安打で10得点を奪った。

 敗れた東北楽天は、先発の則本が5回10安打6失点。高梨、菅原のルーキーコンビは無失点に抑えたが、2番手の青山、5番手の今野が失点。打線が2回以降は無得点に抑えられ、9回にアマダーが待望の今季1号弾を放ったが、チームの連勝は3で止まった。