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オリックスが投打に圧倒!11対1でロッテに大勝して3年ぶり6連勝!

オリックス―ロッテ  ロッテを破り6連勝、タッチを交わす安達(3)らオリックスナイン=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 投打の歯車が噛み合ったオリックスが11対1で千葉ロッテに大勝し、2014年8月以来となる6連勝をマークした。
 休養日を1日置いてもチームの勢いは変わらなかった。オリックスは初回、千葉ロッテの先発・石川を攻め、1死から駿太、安達、ロメロの3連打で満塁として小谷野のタイムリーで2点を先制すれば、3回にはT-岡田、中島、若月に3者連続タイムリーが生まれ、石川をノックアウト。WBC右腕をマウンドから引きずり下ろすと、その後も4回に中島、大城のタイムリーで3点、8回には小谷野、T-岡田のタイムリーで3点を奪い、今季最多の14安打11得点で千葉ロッテ投手陣を粉砕した。

 オリックスの先発・ディクソンは、走者を背負いながらも、8回を被安打6、1失点にまとめて、早くも今季2勝目をマーク。「チーム内でいい競争ができている」とは福良淳一監督。日曜日の試合で死球を受けた西野に代わって起用された大城がこの試合で2安打2打点をマークするなど選層の厚さを示すなど、オリックスの好調ぶりは単なる春の珍事では片付けられないようになってきた。

 6連勝のオリックスに対して、敗れたマリーンズは3連敗。エースの石川で連敗を止められなかったのは大きな誤算。打線も繋がりを欠き、7回にダフィーのタイムリーで1点を還したのみ。2勝7敗の借金5となった。