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【4月8日プロ野球全試合結果】広島が引き分けを挟み6連勝、オリックス・ロメロは4戦連発で4連勝に貢献


■中日とDeNAは互いに決め手を欠き、延長12回引き分け

中日は4月8日、ナゴヤドームでDeNAと対戦。延長12回までもつれ込んだ接戦は、互いに決め手を欠き1-1の引き分けに終わった。

中日は3回裏、1死三塁の好機を作ると、大島洋平外野手が適時打を放って1点を先制。その後は両チームともに投手陣が踏ん張り膠着状態が続くも、7回表には代打で登場したDeNAのルーキー・佐野恵太内野手が、満塁の好機に適時打を放って試合を振り出しに戻した。

11回表、DeNAはロペス内野手の安打や筒香嘉智外野手の四球などで満塁の好機を作るも、あと1本が出ない。中日は7投手、DeNAは6投手の継投により、互いに無得点でしのいだ。

前日の試合で今季初勝利を挙げた中日は、連勝とはならなかった。

■広島、ヤクルトとの投手戦を制し怒涛の6連勝…岡田明丈が9回途中1失点

広島は4月8日、マツダスタジアムでヤクルトと対戦。先発の岡田明丈投手が好投を見せ、2-1で勝利した。

広島は2回裏、2死一、三塁の好機を作ると、一塁走者の安倍友裕内野手が二盗を成功させる間に三塁走者の新井貴浩内野手が本塁へ生還し1点を先制。さらに石原慶幸捕手に適時打が飛び出し、2-0とした。

投げては、先発の岡田がヤクルト打線を9回途中1失点に抑える好投を見せ、勝利に貢献した。対するヤクルトは、先発の小川泰弘投手が7回を投げて9奪三振2失点の好投を見せたが、打線が援護できなかった。

広島は引き分けを挟み、怒涛の6連勝を飾った。

■西武、投打がかみ合いソフトバンクに快勝…栗山巧とメヒアに待望の今季第1号

西武は4月8日、メットライフドームでソフトバンクと対戦。投打ががっちりとかみ合い、ソフトバンクに6-1で快勝した。

西武は初回、1死二塁の好機を作ると、キャプテン・浅村栄斗内野手が適時打を放って1点を先制。続く好機に、指名打者・栗山巧が今季第1号の2点本塁打を放ち3-0とした。3回裏には、走者三塁の場面でメヒア内野手が適時二塁打を放ってリードを広げると、8回裏にはメヒアが今季第1号となるソロ本塁打を放って6-1とした。

投げては、先発の野上亮磨投手が6回1失点の安定した投球を見せ、後を継いだ牧田和久投手らのリリーフ陣がソフトバンク打線を無失点に抑えた。

■楽天、美馬学が今季初勝利…ロッテは涌井秀章が6回途中5失点と誤算

楽天は4月8日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。先発の美馬学投手が好投し、7-4で勝利した。

楽天は初回、走者二、三塁の好機を作ると、銀次内野手が適時打を放って1点を先制。2-2で迎えた6回表には、走者一、二塁の場面で嶋基宏捕手が適時打を放ち勝ち越しに成功。続く満塁の好機に、ペゲーロ外野手にも適時打が飛び出し5-2とリードを広げ、7回表には藤田一也内野手の適時三塁打で7-2とした。

投げては、先発の美馬が6回途中2失点で今季初勝利。対するロッテはエースの涌井秀章投手が6回途中5失点と誤算。終始試合の主導権を握れなかった。

■オリックス、コークが来日初勝利…ロメロは4戦連発、4打点

オリックスは4月8日、京セラドーム大阪で日本ハムと対戦。来日初登板となった先発のコーク投手が好投を見せるなど投打がかみ合い、8-1で勝利した。

オリックスは初回、走者二、三塁の好機を作ると、打撃好調の指名打者・ロメロが適時打を放って幸先よく先制。中島宏之内野手にも適時打が飛び出し、3-0とした。その後も効果的に加点して迎えた7回裏、ロメロが4試合連発となる2点本塁打を放って試合を決めた。

投げては、コークが7回無失点の好投で日本ハム打線を封じ、来日初勝利を挙げた。対する日本ハムは、先発の有原航平投手が初回から集中打を浴びるなど誤算だった。

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