BASEBALL GATE

プロ野球

マイコラス2勝目!読売巨人が5対3で阪神を下して今季最初の伝統の一戦を制す!

阪神―巨人  阪神に勝利し、タッチを交わす巨人ナイン=甲子園【写真提供:共同通信社】


 今季最初の伝統の一戦は、読売巨人が5対3で阪神を下し、再び貯金を5とした。
 読売巨人は初回、中井、坂本の安打と阿部の四球で1死満塁とすると、マギーが適時打を放ち1点を先制。この回さらに岡本の2点適時打でリードを広げた。2回には1死から中井がレフトスタンドへ本塁打を放ち1点を追加。序盤で試合の主導権を握った。

 援護を受けた先発・マイコラスはストライクを先行させるテンポの良い投球と、曲がり幅の違うスライダーを使い分ける組み立てで阪神打線を翻弄。5回までを1失点に抑える。中盤に阪神の追い上げにあい1点差に迫られるが、7回に1死3塁と追加点のチャンスを作ると、代打・亀井が低めの球をセンターフェンス際まで運ぶ犠牲フライを放ち5点目を挙げる。貴重な追加点を奪うと、バックの好守にも助けられたマイコラスは7回3失点で今季2勝目を挙げた。

 阪神は昨季、読売巨人に対し3勝0敗、防御率0.58と相性の良かった先発・岩貞が「立ち上がりは追い込む前に甘くなった球を打たれて先制を許してしまい、中継ぎ投手の負担をカバーするような投球ができませんでした」と序盤につかまる苦しい展開に。5回に代打・中谷の併殺打の間に1点を返し、6回に福留の適時打と相手のバッテリーミスで点差を詰めたが、前半だけで3併殺と打線のつながりを欠いた。