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則本力投&茂木3ラン!東北楽天が福岡ソフトバンクに大勝して8年ぶり開幕4連勝!

楽天―ソフトバンク1  開幕4連勝を挙げ、タッチを交わす茂木(右端)ら楽天ナイン=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】

東北楽天が7対1で福岡ソフトバンクに大勝。本拠地開幕戦を勝利で飾るとともに09年以来8年ぶりとなる開幕4連勝を飾った。

開幕3連勝同士の対決は、東北楽天が則本、福岡ソフトバンクが千賀というWBC右腕同士の投げ合いとなった。先制したのは3回裏の東北楽天。チーム初安打の藤田が3塁まで進むと、ワンバウンドの球を捕手が弾いたわずかな隙を突く好走塁で生還し1点を挙げた。

さらに4回裏。制球がやや乱れた千賀に対して東北楽天打線が畳み掛ける。2死1塁からまずは聖澤がライトへフェンス直撃の3塁打を放ち2点目、さらに嶋の適時打で1点追加、1、3塁となったところで、1番茂木がスライダーを力強く振り抜き、ライト中段まで運ぶ2号3ランを放ち、福岡ソフトバンクを大きく引き離した。

先発の則本は、再三走者を背負いながらもピンチを無失点で切り抜け、6回表の攻撃中に捕手交代でリズムを崩し、満塁から中村晃の犠飛で1点を失ったものの、6回1失点8奪三振。梨田監督も試合後、少し球数は要したとしながらも、エース右腕の力投を「ナイスピッチング」と称賛。7回からはルーキー・森原、新外国人・ハーマン、守護神・松井裕の3人が無失点リレー。投打が噛み合った完璧な試合運びで巨大戦力を誇る相手を圧倒した。

敗れたソフトバンクは、今季初先発となった千賀が4回6安打4四球7失点と乱調。打線も中村の犠牲フライで1点を奪ったのみ。相手と同じ7安打も6点差を付けられる結果となり、開幕からの連勝は3でストップした。