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本当に左投手から“盗む”のは難しいのか

 一般的に、左投手の方が成功させるのが難しいとされる二塁への盗塁。今回は、この左投手に対する盗塁を検証していく。過去5年間の盗塁成功率を見ると、いずれのシーズンも対サウスポーの方が数字は低い。特に2016年は、対右投手時と1割近い差がついていた。このことから、ジンクス通り左投手に対する二盗は成功しにくいといえそうだ。

 次に、走るのが難しい左投手への二盗で好結果を残していた選手を紹介する。ヤクルト・山田哲人やロッテ・荻野貴司ら高い盗塁技術を誇る選手が並ぶ中、頭ひとつ抜けていたのが巨人・鈴木尚広だ。過去5年間で16回走り、失敗はわずか1度とほぼ完璧な仕事ぶりを見せていた。昨季まで12年連続で2ケタ盗塁を記録し、惜しまれつつ現役引退した鈴木。スペシャリストが持つ技術の一端を、このデータで垣間見ることができるだろう。

※データはすべて2016年シーズン終了時点

文:データスタジアム

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