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高校野球

健大高崎、山下 航汰の大会2本目グランドスラムで
福井工大福井との再試合を制す!

3月28日(火)「第89回選抜高等学校野球大会」9日目。第2試合は、一昨日に延長15回を戦い7-7で引き分けた健大高崎(群馬)と福井工大福井(福井)とが2回戦の再試合を戦った。

両チームとも前回対戦とは先発オーダーを変えて臨んだ一戦。両校先発も健大高崎は向井 義紀(3年)、福井工大福井は加藤 功海(3年)と今大会初登板の右腕同士となった。

試合は1回裏、健大高崎がいきなり仕掛ける。1番・安里 樹羅(3年)がライト前ヒットで出塁すると盗塁に成功。一死三塁から山下 航汰(2年)は前進守備を敷いた二塁手の左を抜くタイムリーヒットで先制すると、二死から5番・高山 遼太郎(2年)のヒット後、大越 弘太郎(2年)がレフト線へ二塁打を放ち2点を追加。7番・今井 佑輔(2年)も三遊間を破るタイムリーで計4点をあげた。

4回裏も健大高崎は、ヒットの高山を二塁に置いた一死から、今井が加藤の高めに浮いたスプリットを叩きセンターオーバーの適時三塁打。続く大柿 廉太郎(2年)もスクイズを決め2点を追加。

これで二死走者なしとなったが、なおも失策と2本のヒットで満塁とすると、3番の山下が、加藤からマウンドを引き継いだばかりの中田 泰暉(3年)から自身2本目となる大会第15号のグランドスラム。この時点で10-0と大量リードを奪った。

一方、健大高崎の向井は、左打者6人を並べた相手打線に対し、スライダーを低めに集める巧みな投球を展開。中盤からはストレートも走り出し2回から7回は福井工大福井打線をノーヒットに封じた。

最後は9回表、2四死球と味方のエラーなどで2点を失ったが、向井は3安打11三振で公式戦初先発初完投。健大高崎が41年ぶりのベスト8入りを狙った福井工大福井との24イニングを制し、2年ぶり3度目となるセンバツベスト8を決めた。

「選抜第9日」 健大高崎―福井工大福井  再試合を終え、健闘をたたえ合う健大高崎(手前)と福井工大福井の両校ナイン【写真提供:共同通信社】

なお、勝った高崎健康福祉大高崎の準々決勝は、3月29日(火)の大会第10日・第3試合。昨日、作新学院(栃木)を3-2で破った秀岳館(熊本)と対戦する。