楽天ゴールデンイーグルスは10月17日、今季限りで現役を引退した栗原健太が新たに二軍打撃コーチに就任したことを発表した。また、一軍・二軍巡回投手コーチとして、杉本正氏の就任も発表されている。

栗原は1999年のドラフト3位で広島カープに入団。2006年から2009年まで4年連続で20本塁打以上するなど、右の長距離砲として活躍した。だが近年は故障もあり成績が低迷、2015年オフに広島を自由契約となり入団テストを経て楽天に加入した。

しかし、楽天でも思うような結果を残すことができず引退を決意。1日には記者会見を行い、「自分の中で今年は1年勝負と、そういう気持ちでやってきた中で、一軍の戦力になれなかったということが、この辺が引き際なのかと思いました。また、自分の思うようなバッティングができなかった、ということが理由です」と引退理由を語った。

栗原の二軍打撃コーチ就任にファンは、「栗原さんコーチ就任か。よかったよかった」「一軍で活躍してくれる選手を一人でも多く送り込んでくれるようにお願いします」「楽天はシーズン二桁本塁打の生え抜き選手がいないので、栗原さんには未来のホームラン王を育ててほしい」と長距離砲育成に期待している。