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イチロー、通算安打「TOP20入り」へ MLB公式サイトも注目「43歳で射程圏内」


マーリンズのイチロー外野手は今季、メジャー17年目のシーズンを迎える。昨年8月には史上30人目のメジャー通算3000安打を達成。16年間で積み上げたヒットの数は3030本となった。現時点でMLB歴代25位につけるが、その順位を今季どこまで上げるのか、米メディアも熱視線を送っている。

■昨季終了時点でMLB歴代25位の3030安打、今季も名手抜き去り20位以内に?

 マーリンズのイチロー外野手は今季、メジャー17年目のシーズンを迎える。昨年8月には史上30人目のメジャー通算3000安打を達成。16年間で積み上げたヒットの数は3030本となった。現時点でMLB歴代25位につけるが、その順位を今季どこまで上げるのか、米メディアも熱視線を送っている。

 MLB公式サイトは、5日(日本時間6日)にNFLの第51回スーパーボウルが開催されることにちなみ、今季のメジャーリーグで楽しみな「51の物語」を紹介。史上31人目の通算3000安打まで58本と迫っているエイドリアン・ベルトレ内野手(レンジャーズ)や、史上9人目の通算600本塁打まで9本のアルバート・プホルス内野手(エンゼルス)らの名前が挙がる中、イチローの通算安打数「ベスト20入り」にも注目が集まっている。

 イチローの名前は、「51の物語」の10番目に登場する。昨年8月7日の敵地ロッキーズ戦で三塁打を放ち、3000安打を達成した時の映像を紹介しつつ、寸評では「イチロー・スズキはMLB通算安打リストでロッド・カルー、リッキー・ヘンダーソン、そして、クレイグ・ビジオを抜き去る」と予想。今季、通算3053安打のカルー、同3055安打のヘンダーソン、同3060安打のビジオという名プレーヤーたちの上に立つことは確実な状況だ。

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■歴代19位のAロッドまで85安打、18位のグウィンまでは111安打

 さらに、「デーブ・ウィンフィールド、アレックス・ロドリゲス、トップ20入りも、3030安打で2017年に入る43歳のイチローにとって射程圏内にある」とも指摘。3110安打のウィンフィールドだけでなく、歴代19位の3115安打で昨季ユニホームを脱いだAロッドも捉える可能性が高い。Aロッドの3115安打を超えるとなると、今季は85安打が必要だが、キャリアワーストが一昨年のシーズン91安打というイチローにとっては、間違いなく「射程圏内」といえる。

 また、記事では触れられていないが、18位のトニー・グウィンは3141安打で、イチローが捉えるには111安打が必要となってくる。今季も4番手外野手としてシーズンに入るイチローがそこまでヒットを積み上げるには、まずは3年ぶりの100安打達成となるかに注目が集まる。

 2017年、イチローが通算安打数で偉人を抜く場面は何度見られるのか。今季もメジャーの歴史を変える活躍に期待したいところだ。

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