BASEBALL GATE

MLB

イチローは2024年に有資格1年目で殿堂へ!? 米記者が28年後まで大胆予想


18日(日本時間19日)に今年度の米野球殿堂入り選手が発表されたことに伴い、米メディアでは未来の殿堂入り選手の“大予想大会”が行われている。米スポーツ専門局ESPN公式サイトでは、2045年度までの殿堂入り選手を大胆予想。この中でマーリンズのイチロー外野手は2024年に殿堂入りする、と予想されている。

■50歳まで現役宣言のイチローだが、2年後には現役引退と予測

 18日(日本時間19日)に今年度の米野球殿堂入り選手が発表されたことに伴い、米メディアでは未来の殿堂入り選手の“大予想大会”が行われている。来年度の予想から数年先までさまざまだが、なんと米スポーツ専門局ESPN公式サイトでは、2045年度までの殿堂入り選手を大胆予想している。この中でマーリンズのイチロー外野手は2024年に殿堂入りする、と予想されている。

 昨季はメジャー史上30人目となる通算3000安打という偉業を達成したイチロー。金字塔を打ち立てた当初から「将来の殿堂入りは間違いない」「有資格1年目で殿堂入り」と、さまざまな未来予想が飛び出していたが、今回の記事では殿堂入りする年を「2024年」と予測している。

 記事では「あと2年現役生活を続けて、有資格1年目で殿堂入り」という“根拠”を紹介。同じく2024年には、守備の名手として知られた内野手、オマー・ビスケル(インディアンス他)、カブスを108年ぶり世界一に導いたジョー・マドン監督の名前が挙がっている。

■2020年はジーターとともにボンズ、クレメンスも殿堂入り?

 今年度は史上屈指の名捕手と呼ばれるイバン・ロドリゲス(レンジャーズ他)が有資格1年目で殿堂入りを果たして話題を呼んだが、特集では、今後も有資格1年目での殿堂入りが続くと予想。来年はチッパー・ジョーンズ(ブレーブス)、2019年はマリアーノ・リベラ(ヤンキース)、2020年はデレク・ジーター(ヤンキース)、2022年はデービッド・オルティス(レッドソックス他)、2024年はイチロー、2025年はエイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ他)らが有資格1年目で選出される予測だ。

 興味深いのは、2020年に正統派選手の代表とも言えるジーターと共に選出されると予想されているのが、ステロイド時代の象徴的存在でもあるバリー・ボンズ(ジャイアンツ他)とロジャー・クレメンス(アストロズ他)である点だ。この年、ボンズとクレメンスは有資格8年目を迎えるが、今年度は50パーセントを超える投票を得たように、徐々に得票を伸ばすだろうと考えているようだ。

 イチローは50歳まで現役宣言をしているが、果たして、この予想通りに2年後に現役を引退して2024年に殿堂入りを果たすのか、あるいは2024年もまだ現役を続けているのか。できることなら、時計の針を進めて2024年の世界を覗いてみたいものだ。

関連リンク