テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が8月7日、ヒューストン・アストロズ戦に先発した。今季3勝目を狙ったダルビッシュは7回を投げ、5安打無失点、8奪三振で勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りた。だが救援陣が追いつかれ好投も勝ち負けつかなかった。

ダルビッシュは初回、2者連続三振からホセ・アルトゥーベも三ゴロに仕留める上々の立ち上がり。六回に2本の安打を許し2死一、三塁のピンチを背負うもカルロス・コレアを抑え無失点で切り抜ける。

7イニングを投げ終え93球でマウンドを降りたダルビッシュ。味方打線が八回表に2点を加え、試合は3－0とリードした状態で終盤に入った。だがレンジャーズは2番手のジェレミー・ジェフレスが2失点、3番手のサム・ダイソンも打たれて同点に追いつかれる。

チームは延長戦で2点を加え粘る相手を振り切ったが、ダルビッシュは3勝目を逃した。

好投するも勝ちがつかなかったダルビッシュにファンは、「復帰後は勝ち運に恵まれないな」「打線もリリーフも頼むわ」「ダルビッシュ、投球内容完璧でした」「ダルビッシュ凄かったなぁ。これほどまで圧倒できるとは」「イチロー偉業達成の裏でダルビッシュが完全復活してた」などの声を寄せる。