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福岡ソフトバンク・本多が引退試合で3塁打&2塁打!チーム一丸となって白星をプレゼント!

ソフトバンク―西武25  7回、三塁打を放ち塁上で喜ぶソフトバンク・本多=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】ƒ€


 今季限りでの現役引退を表明している福岡ソフトバンクの本多雄一が、6日の埼玉西武戦でスタメン出場し、2安打を放つ活躍を見せた。

 ソフトバンクの本拠地最終戦にして、本多雄一の現役引退試合。ホークス一筋13年間の本多は、「1番・二塁」でスタメン出場。第2打席に四球で出塁した際には初球から果敢に盗塁を狙っていった。完璧なスタートを切ったものの、この球が死球となって盗塁はノーカウント。本多はヒットが出ないまま迎えた第4打席でライト戦への三塁打を放ったが、打球がフェアゾーンでバウンドして本多が三塁ベースに到達するまでの間、ヤフオクドームには大歓声が響き続けた。さらに8回に回ってきた最終打席では左中間へのツーベース。現役最後の試合を見事なマルチ長打で記録して、満員のファンを熱狂させた。

 試合は2点を先制された直後の2回裏、四死球の走者2人を置いて西田哲朗が右中間のホームランテラスへ逆転3ラン。西田は「打ったのはスライダー。本多さんの最後の試合で絶対に勝ちたいので逆転できて良かった」とコメント。3回裏にも四死球を絡めてノーヒットで2点を追加し、8回裏にはグラシアルと明石の一発でダメ押し。投手陣も先発の高橋礼から武田翔太、二保旭、寺原隼人、スアレス、大竹耕太郎とつないでライオンズに勝利。ラストゲームの本多に、チーム一丸となって白星をプレゼントした。