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3回以降は立ち直って先発の役目を果たす!埼玉西武・髙橋光成が今季2勝目!

日本ハム―西武25  8回2失点で2勝目を挙げた西武・高橋光=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武の髙橋光成が、3日の北海道日本ハム戦で先発し、今季最長の8回を投げて2勝目をマークした。

 右肩のコンディション不良で、この日を入れた3試合の登板に終わった髙橋光。クライマックスシリーズで登板するには、しっかりと結果を残しておきたい一戦だったが、序盤から制球が乱れピンチの連続。1点を先制してもらった1回裏は2つの四球とヒットで無死満塁となるも、4番・中田翔をセカンドゴロに打ち取り、続くアルシア、大田泰示を連続の空振り三振に仕留め大ピンチを切り抜けた。しかし2回も制球が定まらず、2点を失い逆転を許してしまう。直後の3回に3番・浅村栄斗の第31号2ランなどで再逆転してもらうと、徐々に髙橋光もペースを取り戻していく。3回以降は、四球でランナーを背負う場面はあったものの、要所を抑える相手打線をノーヒットに抑えるピッチング。8回142球と球数は多くなってしまったが、2失点と先発としての役目を果たした。

 ヒーローインタビューで髙橋光は「ストライクが入らなくて今日やばいなと思ったんですけど、粘り強く投げられました」と満塁をしのいだ初回を振り返った。また、3回以降の0行進については「初回からああいうピッチングができるように、次回も(先発が)あればやっていきたい」とコメント。クライマックスシリーズ、そして日本シリーズでは、思い通りの活躍ができなかったシーズンの鬱憤を晴らす快投を見せてほしい。