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期待の若手多数、達川HCの手腕、松坂復活…V奪還へホークス17年注目ニュース


2017年が幕を開けた。ここから各選手は本格的な自主トレをスタートさせ、2月1日のキャンプインへと自らを鍛え、磨き上げていくことになる。昨季3年連続の日本一を逃したソフトバンクにとっては、V奪還が至上命令となる2017年。どんな1年になるのか、注目のポイントを挙げてみよう。

■V奪還目指すホークス、新シーズン注目のニュースは?

 2017年が幕を開けた。ここから各選手は本格的な自主トレをスタートさせ、2月1日のキャンプインへと自らを鍛え、磨き上げていくことになる。昨季3年連続の日本一を逃したソフトバンクにとっては、V奪還が至上命令となる2017年。どんな1年になるのか、注目のポイントを挙げてみよう。

○日本一奪還なるか

 17年において唯一無二の目標が、日本一の奪還だ。昨季は一時11.5ゲーム差の大差をつけていた日本ハムに大逆転をくらい、V逸を喫した。夏場に失速した昨季の経験から、工藤公康監督は体力不足を敗因と指摘。春季キャンプでも過酷なメニューを課す予定だ。

○達川ヘッドコーチの手腕はいかに

 就任してから2年間、ヘッドコーチを置かずに戦ってきた工藤監督だが、3年目の今季から達川光男氏を参謀役に置く。投手出身の工藤監督だけに、攻撃面の作戦は捕手出身の達川ヘッドが中心となる可能性が高い。独特なキャラクターを誇る達川氏がソフトバンクにどんな変化をもたらすだろうか。

■気になる開幕投手、契約最終年迎える松坂の復活は?

○開幕投手は誰に

 昨季までは5年連続で攝津正投手が開幕投手を務めた。だが、その摂津は昨季2勝止まりで、6年連続の大役は考えにくい状況。本命は昨季最多勝&最高勝率の2冠に輝いた和田毅。武田翔太、千賀滉大の若き右腕2人が対抗として名前が挙がる。

○松坂大輔の復活は

 3年契約の最終年を迎える「平成の怪物」。昨季は、最終戦だった10月2日の楽天戦(コボスタ)で日本球界復帰後初の1軍登板を果たしたが、1イニングで3安打4四死球5失点の大炎上を喫した。オフはプエルトリコのウィンターリーグに参戦。ノーワインドアップに挑戦するなど、必死に復活への糸口をつかもうとしている。

○田中正義は活躍出来るか

 5球団競合の末に、ソフトバンクへ入団した創価大の田中正義投手。最速156キロの右腕は、順調にいけば、開幕ローテを争う存在。その一方で、大学時代に痛めた右肩の状態が気がかりではあるところ。

■正捕手は誰に? 投手&野手も期待かかる若手多数

○細川退団は埋まるか

 長らく正捕手の座を守っていた細川亨が戦力構想から外れ、オフに退団。楽天へと移籍した。高谷裕亮、鶴岡慎也というベテラン2人が起用の中心となりそうだが、甲斐拓也、山下斐紹、栗原陵矢などといった若手の台頭はあるか。

○1軍での活躍が期待される若手は

 田中正義以外にも、楽しみな若手はいる。昨年のドラフト1位・高橋純平、一昨年のドラフト1位・松本裕樹といった若手右腕も、1軍の椅子を虎視眈々と狙う。野手のイチ押しは真砂勇介。U-23ワールドカップのMVPがどういった活躍を見せてくれるか。

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