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7試合7連続セーブの日本記録達成!福岡ソフトバンク・森がチームを7連勝に導く!

オリックス―ソフトB23  今季34セーブ目を挙げ、チーム7試合で7連続セーブのプロ野球新記録を樹立したソフトバンク・森=京セラドーム【写真提供:共同通信社】ƒ€


 福岡ソフトバンクの森唯斗が、25日のオリックス戦でチーム7試合で7連続セーブという日本記録を樹立した。

 今シーズンは、絶対的守護神・サファテが序盤にケガで離脱。森が代役守護神を任され、前日まで33セーブを挙げてきた。この日は、チームが序盤から得点を重ね、8回終了時点で8対4と4点リード。9回表はセーブシチュエーションではなかったため、森の出番はないかと思われた。しかし、3番手の五十嵐亮太が簡単に2死を奪ったが、その後連打を浴びて、1点を失い3点差に。ここで工藤公康監督は、悪い流れを断ち切るべく森をマウンドへ送った。

 予期せぬ登板だったかに思われたが、「準備はしていたので、いつも通り入れた」と森は冷静だった。代打・小田裕也に対して、自慢のカットボール、ストレートを軸に投球を組み立て、11球粘られたものの最後はカットボールをつまらせ、ファーストフライ。
 安定感抜群のピッチングで今季34セーブ目を挙げた。

 日本記録を達成した森は、「素直にうれしいですけど、チームが勝てたことが、一番うれしい」と、自身の記録はもちろん、チームの勝利を喜んだ。明後日からは、首位・埼玉西武との最後の3連戦が待っている。森は、「まだ優勝は諦めていないので、しっかり頑張っていきたい」と、次なる戦いへ向け気持ちを切り替えた。