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プロ野球

福岡ソフトバンクが松田の一撃で投手戦を制し、北海道日本ハムに6ゲーム差!

ソフトB―日本ハム25  5回、決勝の2ランを放ちポーズを決めるソフトバンク・松田宣。奥はデスパイネ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクの松田宣浩が24日の北海道日本ハム戦で貴重な28号2ランを放ってチームを勝利に導いた。

 今カードの今季最終戦は、大竹耕太郎と上沢直之による投手戦となった。大竹は初回から3回まで毎回先頭打者を出塁させながらも、2つの併殺打などでゼロを並べる無難な立ち上がり。その後は7回途中で降板するまで日本ハムにヒットを許さなかった。登板前に「腕をしっかり振ることで結果的に低めにいくように」と語っていたことを、しっかりと実践して3勝目をマークした。

 互いに決め手を欠く中で貴重な先制打を放ったのは松田だった。5回裏、先頭のデスパイネが2塁打で出塁すると、1死後にレフトのホームランテラスに28号2ランを突き刺した。9月8日のオリックス戦以来12試合ぶりの本塁打について「打ったのはフォークボール。大竹もいいピッチングをしているので、先制できてよかったです」と松田。9回に森唯斗が清宮幸太郎に本塁打を許して結果的には1点差の辛勝となったが、大竹の好投と松田の貴重な一発が、チームに6連勝をもたらした。

 工藤公康監督は「先発もリリーフもここのところ頑張ってくれている。しっかり抑えて、バッターも打ってくれている。負けられない試合が続く中で、ご苦労様という気持ちと感謝しかない」と試合を振り返った。これで3位・北海道日本ハムとは6ゲーム差。CSでの対戦を見据えても、非常に意味のある勝利、そして一発となった。