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プロ野球

各球団の9番打者の成績はどうだった?


◆ 1番に繋ぐ重要な役割の9番打者

 セ・リーグは投手が入り、指名打者制が採用されているパ・リーグは野手が打席に入る9番打者。9番は守備を売りにする選手が起用されることが多い一方で、1番と遜色のない選手が入る。

指名打者制が採用されているパ・リーグの9番打者をみると、今季は“1番”に繋ぐ役割を求められた選手が多かった。9番でチーム最多の出場を果たした日本ハムの中島卓也、ソフトバンクの本多雄一、西武の金子侑司がそうだった。

 特にリーグ最多の82試合に9番で出場した日本ハムの中島は、1番の西川遥輝に繋ぐことが多かった。『9番・遊撃』で出場した9月17日のロッテ戦では、2犠打、3四球と、全ての打席で走者を進めている。

 また、オリックスは若月健矢と駿太の2人がチームで最も多い30試合に出場。若月は打率.250、5打点、駿太は打率.179、2打点の成績。守備には定評のある駿太だったが、打撃では存在感を示すことができなかった。

 その他の9番打者の成績は以下の通り。

◆ 各球団の9番打者の成績
※9番での成績のみ

【日本ハム】
中島卓也
82試 率.250 本0 点11

【ソフトバンク】
本多雄一
32試 率.320 本0 点7

【ロッテ】
中村奨吾
43試 率.213 本3 点14

【西武】
金子侑司
48試 率.252 本1 点13

【楽天】
嶋基宏
63試 率.268 本2 点17

【オリックス】
若月健矢
30試 率.250 本0 点5

駿太
30試 率.179 本0 点2