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横浜DeNA・宮﨑がタイムリー&アーチ!CSへ「まだまだ諦めていない」

DeNA―ヤクルト22  3回DeNA無死、宮崎が右越えに本塁打を放つ=横浜【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの宮崎敏郎が9日の東京ヤクルト戦で本塁打を含む2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 初回に先制点を許したが、その裏すぐに同点打でチームに流れを引き寄せた。先頭の桑原が2塁打で出塁し、「後ろにつなぐ気持ちで打席に向かった」と言う宮崎は、東京ヤクルト先発の石川から三遊間を破るタイムリーを放った。その後も打線がつながり、この回3点を奪って試合の主導権を握った。
そして、3回には貴重な追加点となる25号ソロ本塁打。「しっかり引きつけて打つことができた」という打球は、ライトスタンドへライナーで突き刺さった。

 8月26日の東京ヤクルト戦から自身2年ぶりとなる2番に入っている。ラミレス監督が「バットコントロールが良く、三振が少ない」という昨年の首位打者が2番に入ることで、ロペス、筒香、ソトの強力クリーンアップにつながる。東京ヤクルトに勝利したことで広島東洋のマジックは一桁の9になり、ペナントレースの行方はほぼ決まりつつあるが、現在5位の横浜DeNAも、クライマックスシリーズ圏内の3位までのゲーム差は4と、まだまだ可能性は残している。「選手もまだまだ諦めていないので、みんなで一丸となって頑張っていきましょう」とお立ち台でファンに呼びかけた宮崎。残り22試合、チームは負けられない戦いが続く。