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上原浩治のRソックス退団悔やむ声 ボストン地元紙「しまった、という感じ」


今オフにカブスと契約を結んだ上原浩治投手に関して古巣から移籍を悔やむ声が上がっている。地元紙「ボストン・ヘラルド」電子版がファンの質問に回答する特集を実施。元守護神の移籍に「再契約する価値はあった」と改めて振り返っている。

■カブス移籍の右腕にボストン地元紙「再契約する価値あった」

 今オフにカブスと契約を結んだ上原浩治投手に関して古巣から移籍を悔やむ声が上がっている。地元紙「ボストン・ヘラルド」電子版がファンの質問に回答する特集を実施。元守護神の移籍に「再契約する価値はあった」と改めて振り返っている。

 右腕は2013年から4シーズン、レッドソックスでプレー。加入1年目の途中から守護神を任されると同年は4勝1敗13ホールド、21セーブ、防御率1.09をマーク。ワールドシリーズ制覇に貢献した。その後もブルペンの柱とそして貢献。今オフ、フリーエージェント(FA)となり、カブスと1年600万ドル(約7億円)で契約を結んだ。

 これを受け、ボストンの地元紙にはファンから「(レッドソックス投手の)ジョー・ケリーとドリュー・ポメランツでどうなるでしょうか? ウエハラと契約しなかっただけの価値はありますか?」との質問が寄せられた。

 これに対して同紙は「ケリーは戦力となってくれるはずだ。ポメランツに関しては疑問点が残る。彼はパドレスでは素晴らしかったが、レッドソックスに来てからは平均点だ。彼のカーブは素晴らしく、もし直球を効果的に投げられれば、彼は頼りがいのある先発となる。もしそれが難しければプルペンでどうなるか判断してみよう、アスレチックス時代の彼は素晴らしいリリーフであったわけだし」と回答した上で、「ウエハラに関しては、カブスが手際よく獲得したということになる。間違いなくあの金額であれば再契約する価値はあった。しまった、という感じだ」と日本人右腕の移籍を悔やんでいる。

 地元メディアからも退団を惜しまれている右腕。“世界一球団”カブスでもその活躍に期待がかかる。

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