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プロ野球

値千金の豪快弾!横浜DeNAの4番・筒香が決勝の26号2ラン!

DeNA―巨人19  4回DeNA無死一塁、筒香が左中間に先制2ランを放つ=横浜【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの筒香嘉智が22日に読売巨人戦で値千金の26号2ランを放ってチームを勝利に導いた。

 前日の敗戦で最下位に転落したチームに喝を入れた。自身も前日は4打数無安打に終わったが、この日は4回無死1塁で迎えた第2打席で、8月に入って3戦3勝、防御率1.45と好調を維持していた読売巨人の先発左腕・吉川光の1ボールからの2球目、内角低めの145キロのストレートを捉えて左中間席に運んだ。「ボールに対して素直にスイングができ、強く捉えることができました。(先発の)井納さんが頑張っていたので先制することができ、うれしいです」と筒香。頼れる4番の一発で2点を先制したチームは、追加点こそ奪えなかったが、7回無失点の井納の後、パットン、三嶋、そして最後は山﨑と繋いで完封リレーを完成。今季ホーム主催試合で22勝35敗と大きく負け越していたが、この日はファンに心地良い勝利を届けた。

 2017年の第4回WBCでも活躍した筒香。先日、今年11月の日米野球に臨む稲葉ジャパンのメンバーにも、菅野(読売巨人)、山﨑(横浜DeNA)、菊池(広島東洋)、秋山(埼玉西武)、柳田悠岐(福岡ソフトバンク)とともに先行して選出された。これで今季26本塁打。トップを走るバレンティンも32号本塁打を放ったが、まだまだ「日本の主砲」はタイトルも、CS進出も諦めていない。