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本拠地で復活星!福岡ソフトバンク・東浜が投手戦を制して約4カ月ぶりの勝利!

楽天戦で2勝目を挙げファンとタッチするソフトバンク・東浜=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクの東浜巨が14日の東北楽天戦で6回無失点の好投で約4カ月ぶりの白星を挙げた。

 右肩の不調から復帰して2試合目。立ち上がりから無死1、3塁というピンチを背負い「1点は仕方ないと割り切って投げていた。とにかく一塁ランナーを返さないように」と思っていたという東浜。しかし、1死後に今江年晶の浅めのセンターフライでタッチアップした田中和基を柳田悠岐が矢のようなホーム返球で刺して無失点。2回も先頭打者にヒットを許したが、甲斐拓也の肩で盗塁を阻止して結果的に3人で終わらせた。「ギータさんの捕殺と2回の拓也の三振ゲッツーに助けられた」と守りに感謝を示した東浜。それ以降は「相手も則本なのでそんなに点は奪えないと思ってどうやってリズムを作るのかを考えて投げた」と快調にアウトを重ねた。

 6回の1死1、2塁のピンチも柳田の好捕などで無失点に抑え、82球でマウンドを降りた。東浜は「僕の中ではもう1イニングいくつもりだった」というが、工藤公康監督は「だいぶ神経をすり減らして投げていたので代えました」と早目の継投策の理由を明かした。

 その後、リリーフ陣が相手の反撃を1点に抑え、東浜が4月17日以来の今季2勝目。復活を宣言した昨季の最多勝右腕は、「状態は上向きになってきた。何とかゲームは作れたので次につながる。もう(先発ローテに)穴を開けることなく投げることが大事。徐々にイニングも長くしていきたい」と復帰後3試合目の登板に向けて早くも意欲を示していた。