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侍ジャパン

侍ジャパンWBC出場の一部メンバーを先行発表 大谷、山田、筒香ら18名 残り10名はMLB含めて選考中

来年3月に開催される「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」に出場する日本代表「侍ジャパン」の一部メンバーが発表された。
この日選ばれたのは、投手7人、野手11人の計18人。投手陣では、二刀流としても大きな注目を集める大谷翔平(日本ハム)や今季の最優秀防御率投手の菅野智之(巨人)に加え、今年11月の強化試合では未招集だった則本昂大(楽天)と牧田和久(西武)がメンバー入り。その他、課題のリリーフ陣として、秋吉亮(ヤクルト)、宮西尚生(日本ハム)、増井浩俊(日本ハム)が選ばれた。
野手陣では、4番を争う中田翔(日本ハム)、筒香嘉智(DeNA)の大砲2人に今季首位打者の坂本勇人(巨人)に2年連続トリプルスリーの山田哲人(ヤクルト)が選出。加えて、内川聖一(ソフトバンク)、松田宣浩(ソフトバンク)の経験豊富な実力者2人に、今季のリーグ優勝の立役者となった菊池涼介(広島)、鈴木誠也(広島)の2人もメンバー入り。11月の強化試合で絶好調だった秋山翔吾(西武)も選出。リリーフ陣とともにもう一つの課題である捕手陣では、大野奨太(日本ハム)と嶋基宏(楽天)の2人が先行でのメンバー入りを決めた。
今回、28人中18人を前倒ししてのメンバー発表に、小久保裕紀監督は「選ばれた選手達には、侍ジャパン代表としての責任と自覚を持ってオフを過ごし、2月1日からの所属球団のキャンプイン、23日からの日本代表強化合宿を万全の状況で迎え、WBC世界一奪還を目指して準備を進めてほしいと考えています」とコメントを発表。最終メンバー28人の登録期限は来年2月6日となり、「残りの選手に関しては、MLB所属選手含めて、現在選考中です。決まり次第発表させていただきたいと思っています」とした。
 侍ジャパンは、来年2月23日から宮崎で強化合宿を実施した後、台湾プロ野球選抜(2月28日、3月1日、ヤフオクドーム)、阪神(3月3日、京セラドーム)、オリックス(3月5日、京セラドーム)との強化試合を実施。WBCの1次ラウンド初戦は3月7日のキューバ戦(東京ドーム)。ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われる決勝は同22日(日本時間22日)を予定している。
 
【投手】
増井浩俊(日本ハム)
宮西尚生(日本ハム)
大谷翔平(日本ハム)
牧田和久(西武)
則本昂大(楽天)
菅野智之(巨人)
秋吉亮(ヤクルト)
【捕手】
大野奨太(日本ハム)
嶋基宏(楽天)
【内野手】
中田翔(日本ハム)
松田宣浩(ソフトバンク)
菊池涼介(広島)
坂本勇人(巨人)
山田哲人(ヤクルト)
【外野手】
内川聖一(ソフトバンク)
秋山翔吾(西武)
鈴木誠也(広島)
筒香嘉智(DeNA)