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プロ野球

1カ月半ぶりの白星!オリックス・西が7回1失点の粘投!

6回を三者凡退に抑え、雄たけびを上げるオリックス・西=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックスの西勇輝が10日の千葉ロッテ戦で7回1失点の好投を見せて6月29日以来の白星を挙げた。

 自身4連敗で迎えたマウンド。連敗中は4試合で23失点、防御率は9.40と苦しんでいたが、この日は初回を三者凡退で切り抜けた後、2回から5回まで毎回得点圏に走者を背負いながらも粘りのピッチングで無失点を継続。7回に1点を失ったが、ここ一番には腕を懸命に振ってボールを低めに集めてピンチを脱し、7回116球を投げて6安打1失点、計7奪三振の好投。8回を山本由伸、9回を増井浩俊が無失点で抑え、西が約1カ月半ぶりの白星を手にした。

 「投球内容より、今日は勝てたことがすべて。最小得点差をリリーフの2人が守ってくれました。ここから、全部勝つつもりで頑張ります」と久々の勝利を喜んだ西。二木康太との投げ合いを制した右腕に、福良淳一監督も「今日は彼本来の粘りの投球をみせてくれたね」と労った。すでに10敗を喫しているが、この日、粘って掴んだ今季5勝目は、今後の巻き返しを感じさせる大きな白星になった。