日本ハムで10年ぶりの日本一に貢献し、来季の米球界復帰を明言しているアンソニー・バース投手が、“元チームメート”への感謝の思いをあらためて綴っている。

■日本一に大きく貢献の右腕、日本ハムの連覇に期待「また次もハワイで！」

　日本ハムで10年ぶりの日本一に貢献し、来季の米球界復帰を明言しているアンソニー・バース投手が、“元チームメート”への感謝の思いをあらためて綴っている。

　バースは、ハワイで日本ハムの優勝旅行に合流。自身のツイッターで、日本ハムナインと一緒に写った写真とともに、メッセージを投稿した。

「ファイターズでの素晴らしい1年と育んだ全ての友情に感謝。みんなのことが恋しくなる。また次もハワイで！」

　優良助っ人はこう綴り、感謝の思いとともに、日本ハムが連覇を達成して来年もV旅行で再会できることを願っていた。写真には、リーグMVPに輝いた大谷翔平をはじめ、谷元圭介、西川遥輝、杉谷拳士、ルイス・メンドーサといった選手たちが笑顔で収まっている。

■メジャー復帰目指す右腕には12球団程度が興味？

　バースは日本ハムに加入した今季、開幕から先発、中継ぎでフル回転し、37試合登板（先発14試合）で8勝8敗6ホールド、防御率3.65をマーク。日本シリーズでは5試合に登板し、6試合シリーズで最多タイの3勝を挙げて10年ぶり日本一に導いた。すべて救援での勝利は史上初の快挙で、ファンや関係者からは「シリーズMVP」の声も上がった。

　シーズン終了後には、自身のツイッターで「2017年シーズンはアメリカに戻ることを決めました。新しいチームで優勝の力になれることを願っています」と退団を報告。日本一直後にチームメートと撮った写真とともに「今季、日本ハムで投げる機会を与えてもらったこと、そして日本シリーズで勝利できたことに本当に感謝しています」と投稿。日本語で「札幌大好き！」とも記していた。

　メジャー復帰を目指すバースについては、MLB12球団程度が興味を指名していると報じられている。