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高卒2年目で5勝目!横浜DeNA・京山が赤ヘル打線を6回途中1安打1失点!

5勝目を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔のDeNA・京山=マツダ【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの京山将弥が28日の広島東洋戦で5回2/3を投げて1安打1失点の好投で5月6日以来の5勝目を挙げた。

 6月7日以来の1軍登板に「下でしっかりやって来たことを1軍でやるということを意識しました」と京山。初回三者凡退スタートの後の2回に1死1、3塁からセカンドゴロの間に先制点を奪われる展開となったが、味方が逆転した直後の3回裏に四球とエラーで1死満塁のピンチでは、4番・鈴木誠也をスライダーで空振り三振、5番・安部友裕をチェンジアップでライトフライに仕留めて無失点。「しっかりと低めに集めることができて抑えられた」と波に乗ると、その後は自身が「今日は真っ直ぐが良かった」と振り返ったように伸びのあるストレートでリーグ最多得点を誇る赤ヘル打線を封じ込め、6回途中まで5奪三振をマークして1安打1失点に抑え込んだ。

 5月6日以来の白星、7月4日に20歳となってから初めての勝利に「何よりチームが勝ったことが大きいと思います」と優等生コメントを口にした京山。球団で高卒2年目の投手がシーズン5勝を挙げたのは31年ぶり。その記録には「素直に嬉しいです」と笑みを浮かべた。開幕ローテ入りから破竹の3連勝を飾ったが、その後は壁にぶつかって2軍再挑戦。それでも自らの力を信じ、勝負の8月を前に復活勝利。「次の登板もしっかりと調整して、しっかりと抑えられるように頑張ります」と前を向いた。