BASEBALL GATE

プロ野球

阪神からの人的補償、有力候補は? オリが中継ぎ投手3人程度に絞り込む


阪神からの新戦力は中継ぎに決まった。オリックスは15日、阪神へFA移籍した糸井嘉男外野手の人的補償を投手で3人程度に絞りこんだ。この日、神戸市内の球団事務所でフロント、福良監督らが集まり編成会議を行った。

■FA糸井の人的補償は誰に? 育成重視ではなく即戦力で

 阪神からの新戦力は中継ぎに決まった。オリックスは15日、阪神へFA移籍した糸井嘉男外野手の人的補償を投手で3人程度に絞りこんだ。この日、神戸市内の球団事務所でフロント、福良監督らが集まり編成会議を行った。

 育成重視ではなく、即戦力として獲得することに。会議を終えた福良監督は「左右関係なくというところ。チーム状況的に野手よりピッチャーで」と明言した。特定の名前は挙げることはなかったが、年齢的には20代で今季も1軍登板があり、140キロ後半の直球と変化球が武器。オリックスでは中継ぎでの起用になるという。長村球団本部長も「真っすぐも変化球も1軍の戦力になりうる選手」と評価をしている。

 プロテクトを外れた20代の速球派で、今季も1軍を経験した投手となればある程度は限られてくる。ここでは候補に挙がっている投手を紹介する。

■候補に挙がる3人の投手とは…

◯秋山拓巳
25歳。最速147キロの直球とカーブ、フォークを武器に先発、中継ぎとして通算33試合に登板、6勝11敗、防御率4.97。

◯金田和之
26歳。最速150キロを超える直球とスライダー、カーブ、フォークと多彩な球種を操る。通算56試合に登板し7勝1敗、防御率4.27。

◯石崎剛
26歳。150キロの直球が最大の魅力。変化球はスライダー、チェンジアップ。通算18試合に登板し0勝0敗、4ホールド、防御率4.50。

 獲得を決める上で過去の故障歴なども議題に挙がったことを考えれば大きな故障のない秋山、金田が有力になる。両球団の手続きが済み次第、16日にも発表される予定だ。

関連リンク