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プロ野球

3戦3勝!読売巨人のヤングマンが投打に奮闘して6連勝で貯金1!

3勝目を挙げ、マシソン(20)とタッチを交わす巨人先発のヤングマン=甲子園【写真提供:共同通信社】


 読売巨人のヤングマンが17日の阪神戦で投打に渡る活躍を見せてチームを6連勝に導いた。

 来日3度目の登板。「最初はカーブ、中盤からはスライダーが良かった」というヤングマンは、2者連続三振のスタートから、3回までは全て三者凡退と最高の立ち上がり。4回に亀井善行の2点タイムリーで先制し、さらに満塁のチャンスで打席に入ったヤングマンは「当てることを意識した。ラッキーだと思うが、2打点につながって良かった」と、自らを助ける2点タイムリーを放った。

 9回には抑えのマシソンが2死満塁のピンチを迎えたが、最後は味方の好プレーで試合終了。ヤングマンは「ドキドキしたが、最後は亀井さんのスーパーキャッチで勝てて嬉しい」と、フェンス際の打球を背走しながらキャッチした亀井に感謝。7回を投げて被安打4、与四球1で2失点。10個の三振を奪い、今季3試合登板で3勝目を挙げた。

 ブルワーズ時代の15年にはローテ入りして9勝を挙げた右腕は、マイコラスの抜けた先発の一角に期待されたが、外国人枠の関係で一軍昇格は7月になった。1日の東京ヤクルト戦で勝利投手となり、中日、阪神相手に3連勝。来日初登板からの3戦3勝は88年のガリクソン以来、チームの外国人投手としては30年ぶり2人目の快挙。「自分だけの活躍というよりは、守備や打線の援護をたくさんもらって、チームがひとつになった結果」と謙虚な助っ人は「もっと多くの連勝ができるように頑張りたい」と笑顔を見せた。