BASEBALL GATE

プロ野球

複数年連続で「30盗塁」を継続中なのは?


◆ 今季30盗塁以上を記録した選手は4人

 今季パ・リーグは糸井嘉男、金子侑司(西武)の53盗塁、セ・リーグが30盗塁の山田哲人(ヤクルト)が盗塁王に輝いた。また、30盗塁以上を記録した選手に目を向けると、セ・パあわせて4人しかいない。

 複数年連続で見ても、西川遥輝(日本ハム)と山田の2人だけだ。西川は現在3年連続30盗塁を継続中。この記録が現在、継続選手の中で最長となる。14年にレギュラーに定着した西川は同年、43盗塁を記録し盗塁王のタイトルを獲得。翌15年は30盗塁を記録し、今季は41盗塁をマークした。来季で25歳と若く、連続30盗塁の記録を伸ばして欲しい所だ。

 2年連続盗塁王に輝いた山田は、15年が34盗塁、今年はシーズン途中に故障で離脱した時期があったため30盗塁だった。特に山田は盗塁成功率が非常に高く、今季の盗塁失敗はわずかに2つだけ。今季30盗塁以上マークした4選手の中で、ダントツに少ない数字だった。

 複数年連続30盗塁を記録している選手は以下の通り。

西川遥輝(日本ハム)
14年:43盗塁
15年:30盗塁
16年:41盗塁

山田哲人(ヤクルト)
15年:34盗塁
16年:30盗塁

◆ 糸井は昨季11盗塁…

 ちなみに今季53盗塁を記録した糸井は、昨季は11盗塁にとどまったが、13年が33盗塁、14年が31盗塁と2年連続で30盗塁をクリア。故障や打撃不振に泣いた昨季も、30盗塁以上記録していれば、4年連続で30盗塁達成となっていた。

 来季、新天地となる阪神で盗塁を量産し、2年連続で30盗塁をクリアして欲しいところだ。

糸井嘉男
13年:33盗塁
14年:31盗塁
15年:11盗塁
16年:53盗塁