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プロ野球

外国人投手初の登板10試合連続勝利!千葉ロッテ・ボルシンガーが今季11勝目

6回途中1失点で11勝目を挙げたロッテのボルシンガー=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


 千葉ロッテのボルシンガーが7日の北海道日本ハム戦で6回途中3安打1失点の好投。自身10連勝でハーラートップとなる今季11勝目を挙げた。

 メジャーで8勝を挙げた助っ人右腕。ストレートとカーブを中心とした変化球で緩急を付け打者を打ち取るピッチングが最大の魅力だ。来日1年目から日本の野球にアジャストし、4月20日の登板から前回登板まで9連勝。この日も序盤から打たせて取る持ち味を披露し、相手打線を4回まで1安打に押さえていた。2点リードで迎えた5回、相手の5番・アルシアに一発を浴び1点差に詰め寄られるも、後続はしっかりと抑え逆転を許さず。チームはその裏、ボルシンガーの登板試合で6本塁打と当たっている井上晴哉の14号3ランなどで一挙6得点を奪って試合の大勢を決めた。

 大量援護をもらったボルシンガーは6回に2者連続三振を奪ったところで、右足がつるアクシデントに見舞われる。大事を取ってここで降板となったが、リリーフ陣がリードを守り抜きチームは勝利。ボルシンガーは外国人投手初の登板10試合連続勝利の記録を達成した。試合後のヒーローインタビューでは、「チームメイトのサポートがなければこの記録は達成できないと思いますので、本当に感謝の一言です」とコメントしたボルシンガー。自身登板試合で7本目のアーチを放った井上選手を「本当に活躍をしてくれて心強いです」と讃えた。

 試合途中につってしまった右足の状態も問題なく、次の登板にも支障はないという。首位追撃を目指すチームにとって、助っ人の勢いは絶対に欠かすことはできない。